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EEM-FDMとEEM-MOMの比較表

EEM-FDM(時間領域/周波数領域)とEEM-MOMは目的、機能が重複する部分が多くあります。
製品の選択の際には下記の比較表をご参考下さい。
両方の製品をご使用になると、互いにクロスチェックできますので、計算結果の信頼度が上がります。
なお、EEM-FDMは時間領域差分法と周波数領域差分法の両方を含みます。

製品名 EEM-FDM(時間領域) EEM-FDM(周波数領域) EEM-MOM
計算方法 FDTD法(時間領域差分法) 周波数領域差分法 モーメント法(境界要素法)
計算時間 線状では小、面状では大
必要メモリー 線状では小、面状では大
誘電体の計算 可(損失含む) 可(損失含む) 不可
磁性体の計算 可(損失含む) 可(損失含む) 不可
空間のメッシュ分割 必要 必要 不要
近傍界の計算
遠方界の計算
並列計算
アンテナの計算
曲線アンテナの計算 不向き 不向き 最適
低周波の計算 やや不向き(タイムステップ数が増大する) 適(実際は使うことは少ない)
吸収境界条件 Mur一次またはPML 一次 不要
周期境界条件 不可
2次元モデルの計算 不可
周波数特性の計算 可、一度の計算で得られる 可、計算時間は周波数の数に比例する 可、計算時間は周波数の数に比例する
集中定数の計算 R,C,L,非線形回路 R,C,L R,C,L
負の誘電率・透磁率の計算 可、拡張Debye/Drude分散を使用 -
分散性媒質の計算 可、拡張Debye/Drude分散のみ 可、実際は周波数を変えて繰り返し計算 -
計算上のパラメータ 計算領域、メッシュサイズ、パルスのときはパルス波形 計算領域、メッシュサイズ 要素分割数
不得意な分野 曲線アンテナ、低周波 曲線アンテナ、大規模問題はFDTDに劣る 誘電体の効果が重要な系、大きな面状アンテナ
このソフトでしかできないこと 非線形回路 準静電界 曲線アンテナ
総論 最も適用範囲が広く、大規模問題にも適用できます。 完全にマスターすれば極めて強力なツールになります。 計算機能はFDTDとほぼ同等です。FDTDの苦手な問題に威力を発揮します。 線状アンテナの計算では他に類を見ない強力なツールです。 適用範囲が限定されますので、差分法との併用が有用です。 空間のメッシュ分割、吸収境界条件、 パルスパラメータなどの計算のためだけのパラメータがないので、 試行錯誤が少なくてすみ習得が容易です。