HOME EEM-MOM

分岐付ループアンテナ(円偏波)

ループアンテナの放射界は一般に直線偏波ですが、 図1のように、一箇所に分岐を付けると円偏波を放射することができます。
この場合、最適化すべきパラメータは、分岐の位置とその長さです。
図1は最適化後の形状です。給電点と分岐の角度は22.5度、分岐の先端は円の中心 に合致しています。 なお、円の半径は50mm、導線の半径は1mmです。
図2は入力インピーダンスの周波数特性です。
図3は+Z方向で軸比が最小となる周波数(940MHz)での放射パターンです。 軸比の最小値は0.4dBです。なお、軸比が3dB以下になる比帯域幅は6%です。
入力データ(右クリック+保存)

図1 分岐付ループアンテナ、最適形状

図2 入力インピーダンスの周波数特性(800-1100MHz)

図3 放射パターン(XZ面、940MHz)
同様に矩形ループアンテナに分岐を付けて円偏波となるようにしたものが図4です。
矩形の大きさは50mmX50mm、分岐と給電点の距離は11mm、分岐の長さは30mm、 導線の半径は0.5mmです。
図5は入力インピーダンスの周波数特性です。 図2と似ていることがわかります。一般に、円偏波になるときに入力インピーダンスの周波数特性 が平坦になることが確認できます。
図6は+Z方向で軸比が最小となる周波数(1500MHz)での放射パターンです。 軸比の最小値は0.4dBです。なお、軸比が3dB以下になる比帯域幅は4%です。
入力データ(右クリック+保存)

図4 分岐付矩形ループアンテナ、最適形状

図5 入力インピーダンスの周波数特性(1300-1700MHz)

図6 放射パターン(YZ面、1500MHz)