2. セットアップ

2.1 ハードウェア

NVIDIAのグラフィックスボードがPCに装備されていることが必要です。
グラフィックスボードについては、Kepler世代以降(Compute Capability 3.0以上)が必要です。
(以下、C.C. = Compute Capability : ハードウェアバージョン)
ビデオメモリーが多いほど大規模問題が計算できますので、なるべく大容量が望ましいです。

グラフィックスボードの世代を知るには

グラフィックスボードを交換するときの注意点

2.2 ソフトウェア

GPU版の実行には所定のバージョン以降のグラフィックスドライバーが必要です。
グラフィックスドライバーは下記のページからダウンロードしてください。
http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
現在使用中のグラフィックスドライバーのバージョンは、 画面の空いた部分を右クリックして[NVIDIAコントロールパネル]→[ヘルプ]→[システム情報]の "ドライバーのバージョン"で確認することができます。
GeForce Experience をインストールしたときはグラフィックスドライバーのバージョンの確認とアップデートはそちらで行うことができます。

2.3 EEM

以上で、EEMで計算方法に[GPU]を選択すればGPUプログラムが使用可能になります。 EEMの方では特別設定することはありません。 ただし、以下の点に注意してください。

それぞれのソフトウェアでの並列計算のアルゴリズムについては、 "理論説明書"を参考にしてください。

2.4 グラフィックスボードのデバイス番号

GPU版プログラムを実行するとき複数のグラフィックスボードが実装されているとそれらにデバイス番号が割り当てられます。
既定状態では性能の高い順にデバイス番号0,1,...が割り当てられ、通常はそのままでかまいませんが、 何らかの理由でデバイス番号を変更する必要があるときは以下の方法のいずれかを行ってください。
(1) NVIDIA コントロールパネル
画面の空いた部分を右クリックして[NVIDIAコントロールパネル]→[3D設定]→[3D設定の管理]の [グローバル設定]タブの[CUDA - GPU]の[設定]で使用するグラフィックスボードのみをONにしてください。 上から順にデバイス番号0,1,...が割り当てられます。
(2) デバイスマネージャー
Windowsの[設定]→[デバイス]→[デバイスマネージャー]を起動し、 [ディスプレイアダプター]のうち使用しないものを右クリックして[無効]としてください。
(3) 環境変数CUDA_VISIBLE_DEVICES
Windowsの[設定]→[システム]→[バージョン情報]→[システム情報]→[システムの詳細設定]を起動し、 [詳細設定]タブの[環境変数]をクリックし、[システム環境変数]の[新規]をクリックし、 [変数名]に"CUDA_VISIBLE_DEVICES"、[変数値]に以下のような適当な数値を入力してください。

なお、コマンドプロンプトを起動してコマンド
> set CUDA_VISIBLE_DEVICES="変数値"
を実行した後、計算コマンドを実行するとデバイス番号を一時的に任意に設定することができます。
ここで"変数値"は上の通りです。