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2方向周期構造

図1のモデルにおいて、X方向とY方向に周期境界条件を設定し、 +Z方向から平面波を入射させたものは、 3次元的に見ると無限に広がった金網に垂直方向から平面波を入射させたモデルになります。
入射側に観測点1を、出射側に観測点2を置くと、S11が反射係数、S21が透過係数になります。
計算領域の大きさは40X40X200mm、導線の断面は4X4mm、偏波方向はX方向とします。
上下の境界面に到達する散乱波はほぼ垂直入射ですので、 吸収境界条件はMur一次で十分です。

図2に、反射・透過係数の周波数特性を示します。
本構造では周波数が高くなるほど反射係数が小さくなり、 ある周波数(周期と波長が同程度になる周波数)を超えると高次モードが発生し、 反射透過特性は複雑になります。

なお、2方向に周期境界条件が設定できるのは、入射方向がZ方向のときのみです。 それ以外の方向から入射するときは、構造は周期的でも電磁界分布が周期的ではありませんので、 周期境界条件を使用することはできません。

入力データ

図1 計算モデル

図2 反射・透過係数の周波数特性(2-8GHz)