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グランド板とバックローブの関係

FDTD法は有限領域の計算ですので、無限大のグランド板の計算は原理的にできません。
図1aはモノポールアンテナで、グランド板が境界に達するモデルですが、 グランド板の周囲を回りこむ電磁界のために図1bのように下方にも放射されます。
無限大のグランド板の計算を行うには、Z<0にも対称的に同じ形状と給電点を入力して計算し、 Z>0の放射パターンだけを採用する方法があります。(図1aのときはダイポールアンテナ)
なお、有限のグランド板の影響を正しく計算するには、図1aのモデルではなく、 図2aのようにその周囲にいくらかの空間を取る必要があります。
また、遠方界の計算では解析領域の境界から1セル内側までの電磁界を使用しますので、 グランド板は境界から最低1セル離す必要があります。

入力データ: 計算モデル1計算モデル2 (右クリック+保存)


図1a 計算モデル1

図1b 同左、放射パターン(YZ面)

図2a 計算モデル2

図2b 同左、放射パターン(YZ面)