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電波暗室

壁に電波吸収体を貼った電波暗室内の電界分布を計算します。
部屋の大きさを10x5x5mとし、全面に電波吸収体を貼ります。
壁の背後に完全導体を置き、その手前に厚さ40mmの磁性体、 さらにその手前に高さ150mm、ピッチ100mmの山型の磁性体を置きます。
磁性体の比誘電率=10、導電率=0.2[S/m]、比透磁率=10、導磁率=30000[1/Sm]とします。
部屋の一端(壁から1.5m)の高さ1.5m地点に垂直ダイポールアンテナを置きます。
図1と図2に計算モデルを示します。セルサイズは20mmです。
図3〜図6が30,100,300,1000MHzにおける高さ1.5m面の電界分布です。
図7がX方向中心線(高さ1.5m)における電界分布です。
周波数が高くなると定在波が見られようになります。 磁性体の垂直入射の反射係数は高い周波数では -40dB以下 と低いにも関わらずこのような結果になる原因としては、 斜め入射の反射係数が大きいことが考えられます。
計算時間はNVIVIA GeForce GTX 670で4分〜13分(周波数によってタイムステップ数が変わる)、 必要メモリーは1.9GBです。


図1 電波暗室計算モデル(10x5x5m、図の奥行方向の電波吸収体を除いた状態)


図2 電波暗室3D図


図3 電界分布(30MHz, Z=1.5m面)


図4 電界分布(100MHz, Z=1.5m面)


図5 電界分布(300MHz, Z=1.5m面)


図6 電界分布(1000MHz, Z=1.5m面)


図7 電界分布(Y=0m, Z=1.5m線分)

◆入力データ: 電波暗室(Ver.3.2以上)、 データ作成ライブラリ用ソースコード