8. 朝日航洋 電子地図データ

朝日航洋株式会社 の電子地図データ"good-3D"を読み込んでEEM-RTMデータに変換することができます。

建物の側面と屋上は"SolidModel"、地面は"TerrainModel"として提供されています。
販売単位はどちらも3次メッシュ(約1km四方)です。
ご購入の際は、ファイル形式として"DXF"、DXFの形式としては"3DFACE"とご指定下さい。
なお、TerrainModelの分解能には、1m/2m/5m/10mとありますが、 必要な精度とデータ量を考慮して、5mをお勧めします。

SolidModelでは、建物側面は4角形の集合(レイヤー名"solid_side")、 建物屋上は3角形の集合(レイヤー名"solid_top")で表現されています。
建物底面の高さ(海抜)はすべて-3mとなっています。
(従って、標高の高い都市では建物が縦長になりますが、 建物低面で電波を反射することはありませんので計算には影響ありません)
起伏のある都市をEEM-RTMの計算に用いるには、 地面のデータTerrainModelも必要になります。
本プログラムにより、TerrainModelの分解能を変換することができます。
なお、SolidModelとTerrainModelは同じフォルダに保存して下さい。

DXFファイルを開く前または後に、[ツール]→[電子地図設定]メニューで以下の設定 をして下さい。

[メッシュサイズ]にTerrainModelを変換する分解能(原データの整数倍)、 [地面レイヤー名]に地面のレイヤー名(通常"terrain")を代入して下さい。 [観測面を出力する]をONにすると、EEM-RTMファイルに保存するときに、 それぞれの地面の上に一定の地上高の観測面も作成されます。 [観測面地上高]と[観測面分割数]を適当に代入して下さい。
その他は[ヘルプ]を参考にして下さい。

また、通常、座標の原点が遠いところにありますので、座標値が大きな数値になりますが、 EEM-RTMの幾何計算で桁落ちを防ぐために、原点を内部または近傍に移動させることをお勧めします。
そのために、[ツール]→[オプション]の[平行移動]に適当な数値を代入して下さい。



次の図はgood-3Dデータを読み込んだ状態です。
複数のファイルを読み込むことができます (コントロールキーを押しながらファイルをクリックします)。
レイヤー名"terrain-submesh"は地面の元データ(レイヤー名terrain)を[ツール]→[電子地図設定] メニューの[メッシュサイズ]に従って間引いたものです。これが保存されます。
長さの単位はmです。従って、[ツール]→[オプション]の[倍率]は1のままにして下さい。
Z投影図の状態で[編集]→[切り取り]で任意の矩形領域を切り取ることができます。
最後に、[ファイル]→[保存(RTM)]で適当なファイル名をつけて保存します。

Copyright(C)2007 朝日航洋株式会社 3次元空間情報サービス『good‐3D』

次の図はEEM-RTM形式に保存したデータをEEM-RTMで開いた状態です。
ここで入力するデータは、送信点、物性値、 観測点(変換時に観測面を指定しなかったとき)などです。
三つのレイヤー(建物側面、建物屋上、地面)に、それぞれ物性値番号2,3,4が割り当てられています。 それぞれに[物性値編集]ウィンドウで適当な物性値を代入して下さい。

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次の図はEEM-RTMでデータを3D表示させたものです。
送信点の位置は左上の高い建物の屋上(図中の赤印)です。
水色は地面、緑色のメッシュは観測面の集合です。

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次の図はEEM-RTMの計算結果(地上高1.5m面の受信電力分布)です。

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