3.2 ベンチマーク問題

3.2.1 ベンチマーク問題

本章では計算時間の測定に図3-2-1の計算モデルを使用します。
完全導体の立方体に平面波が入射するモデルです。周波数の数=1です。


図3-2-1 ベンチマーク問題

計算時間は次式で評価することができます。

計算時間 ∝ Nx * Ny * Nz * 反復回数 * 周波数の数 (3-2-1)
比例定数はハードウェアのみで決まり、物体の形状や物性値に依存しません。
計算条件として表3-2-1の4ケースを考えます。以下ベンチマーク100〜400と呼びます。
表3-2-1 ベンチマーク問題
No.ベンチマークセル数(Nx,Ny,Nz)セルサイズ(Δx,Δy,Δz)周波数反復回数吸収境界条件
1 100 100X100X100 3X3X3[mm] 10GHz 500 Mur 1次
2 200 200X200X200 1.5X1.5X1.5[mm] 20GHz 500 Mur 1次
3 300 300X300X300 1X1X1[mm] 30GHz 500 Mur 1次
4 400 400X400X400 0.75X0.75X0.75[mm] 40GHz 500 Mur 1次

3.2.2 テスト環境

計算時間はFOCUSスパコン[22]の以下のシステムで測定します。
計算時間の"part-1"部分を表示します。 すなわち連立一次方程式を解く部分であり、それ以外の前処理と後処理を除きます。

  1. Fシステム
  2. Wシステム