2.3 差分法による離散化

基本式(2-1-6)を空間領域で差分法により離散化します。

式(2-1-6)の左辺第1項のX成分を離散化すると以下のようになります。

(2-3-1)
これから式(2-1-6)のX成分は以下のようになります。
(2-3-2)
式(2-1-6)のY成分とZ成分については式(2-3-2)のX,Y,Zを循環させて以下のようになります。
(2-3-3)
(2-3-4)

式(2-3-2)は図2-3-1のように13点差分になっています。 すなわち中央のX成分(黒)と4点のX成分(赤)、4点のY成分(青)、4点のZ成分(緑)からなります。


図2-3-1 13点差分

完全導体(PEC)の上では次式が成り立ちます。

(2-3-5)
完全導体から成る厚さのない平板や太さのない線分はYee格子の格子の上に置く必要があります。