1.2 インストール
ファイル OpenTHFD.zip をダウンロードして展開し、
フォルダ"OpenTHFD"を適当な場所(例えばドキュメントの下)にコピーしてください。
バージョンアップのときは同じ名前のファイルはすべて上書き保存してください。
ファイル構成は以下のようになります。
- oth.exe : 実行プログラム (OpenMP対応)
- oth_mpi.exe : 実行プログラム (MPI+OpenMP対応)
- oth_cuda.exe : 実行プログラム (CUDA対応)
- oth_cuda_mpi.exe : 実行プログラム (CUDA+MPI対応)
- OpenTHFD.exe : GUIプログラム
- ev2d.exe : 2次元図形出力表示プログラム
- ev3d.exe : 3次元図形出力表示プログラム
- vcomp140.dll : OpenMP用ランタイムDLL(Microsoft製)
- mpiexec.exe : MPI対応のプログラムを起動するプログラム(Microsoft製)
- msmpi.dll : MPI対応プログラム用ランタイムDLL(Microsoft製)
- smpd.exe : MPI用通信プログラム(Microsoft製)
- include/ : ヘッダーファイルフォルダ
- src/ : ソースコートフォルダ (OpenMP対応)
- mpi/ : ソースコートフォルダ (MPI+OpenMP対応)
- cuda/ : ソースコートフォルダ (CUDA対応)
- cuda_mpi/ : ソースコートフォルダ (CUDA+MPI対応)
- data/ : 入力データ用フォルダ
- /sample/ : サンプルデータ用フォルダ
- /benchmark/ : ベンチマークデータ用フォルダ
- /dispersion/ : 分散ファイル用フォルダ
- datalib/ : データ作成ライブラリ用ソースコードフォルダ
Windows環境での注意
- ダウンロードしたファイルを実行する前に必ずセキュリティソフトでチェック(ウィルススキャン)してください。
- 実行プログラムはWindows10/11 64ビット版です。
- GUIプログラムを実行するには .NET Framework が必要です。
(Windows10/11には標準で含まれています)
- 初回に実行するときに「WindowsによってPCが保護されました」というメッセージが出たら、
[詳細情報]→[実行]をクリックしてください。2回目からはメッセージが出なくなります。
- GPUでサンプルデータが正しく計算されないときはグラフィックスドライバーのバージョンが古いことが考えられます。
NVIDIAのサイト から最新バージョンをインストールしてください。
- 実行プログラムをそのまま実行するときは開発環境は不要ですが、
ソースコードを修正するにはC/C++コンパイラが必要になります。
Linux環境での注意
- ソースコードをコンパイルするためにC/C++コンパイラが必要になります。
- 拡張子exe,dllファイルはWindows用実行プログラムです。それらをすべて削除してかまいません。