6.1 電波暗室

図1に示す電波暗室を計算します。
電波暗室の大きさは10x5x5mとします。 壁の全面に磁性体の電波吸収体を貼っています。 壁の背後は完全導体、その手前に厚さ40mmの平板上の磁性体、 さらにその手前に高さ150mm、ピッチ100mmの山型の磁性体を置いています。
磁性体の比誘電率=10、導電率=0.2[S/m]、比透磁率=10、導磁率=30000[1/Sm]とします。
周波数=300MHz、セルサイズ=10mmとします。セル数は1000x500x500です。
壁の一端から1.5m離れた点の高さ1.5mに送信アンテナとして垂直ダイポールアンテナを置きます。
計算時間はDシステム4ノード(=80コア)で2605秒です。
タイムステップ数は5200です(収束判定条件=0.001)。
図2にZ=1.5m面の電界分布を示します。壁の反射により定在波が発生していることがわかります。
図3はX方向線分上の電界分布です。


図1 計算モデル(図の奥行方向の吸収体を除いた状態)


図2 電界分布(Z=1.5m面, 300MHz)


図3 電界分布(X方向線分上、Y=0m、Z=1.5m, 300MHz)

入力データ
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