標準のshellはbashです。
エディタはvim,emacs,nanoなどが使用できます。
必要なら、ホームディレクトリの以下のファイルを編集してください。
フロントエンドサーバーで以下の作業を行います。
コンパイラー(とそのバージョン)によって開発時と実行時に必要な環境変数が異なりますが、
FOCUSではmoduleコマンドにより一括設定できるようになっています。
設定するには以下のコマンドを実行します。
$ module load モジュール名
解除するには以下のコマンドを実行します。
$ module unload モジュール名
moduleコマンドのその他の使い方は以下の通りです。
$ module --help (使い方の説明)
$ module avail (使用可能なモジュール一覧を表示する)
$ module list (現在登録されているモジュールを表示する)
初期状態ではgcc4.4.7のみが使用可能になっています。
必要に応じて以下のmoduleをloadしてください。
$ module load PrgEnv-gnu-6.3.0 (gcc6.3.0を使用するとき)
$ module load MPI-openmpi-2.1.1+gnu-6.3.0+cuda-8.0 (MPIを使用するとき)
$ module load PrgEnv-cuda-9.2 (CUDAを使用するとき)
数字はバージョンであり変わる可能性があります。
稼働状況を調べるコマンドは以下の通りです。
$ sinfo -s (A:割り当てられているノード数、I:使用可能なノード数)
$ freenodes (右の数字:割り当てられているノード数、左の数字:使用可能なノード数)
$ squeues (RUN:使用中のノード数、FREE:使用可能なノード数)
$ thismonth または uacct (今月の利用料金が表示されます)
ジョブ関係のコマンドは以下の通りです。
$ sbatch スクリプトファイル名 (ジョブの発行)
$ squeue (ジョブの実行状況の監視、自分の発行したジョブのみ)
$ scancel キュー番号 (ジョブの取り消しまたは中止、キュー番号はsqueueコマンドで表示される)